ファストパス
さて、改めてファストパスについて解説します。
ディズニーワールドの場合、ファストパスは基本事前取得です。ディズニーホテル宿泊者は60日前、その他の人は30日前から取得できるようになるので、それまでに計画を立てておきましょう。1日1パークから3枚取得できます。パークをまたいでの取得はできないので、パークホップする予定がある日は早めの時間帯のファストパスを取っておくことがおすすめです。というのも、当日3枚使い切ったらまだ発券中のファストパスを追加で取得できます。つまり、1つ目のパークで使い切っておけば、パークホップした2つ目のパークでも追加でファストパスを取得することができるのです。混雑しない日などはガンガンファストパスを追加していけるので、早めに消化でできる時間帯のものを事前取得しその後追加しまくる攻略法が有効です。その理由からナイトショーのファストパスを取るのはお勧めしません。ナイトショーが終わる夜までファストパスを使いきれないことになり、追加のファストパスを取ることがほぼ不可能になります。ナイトショーは別の攻略法があるので、又いずれ説明します。
ファストパスにはパークによって細かいルールが違う部分もあるので、まずそこから改めて説明します。
マジックキングダム
7人のこびとのマイントレイン(ライド)
ビッグサンダー・マウンテン(ライド)
スペース・マウンテン(ライド)
スプラッシュ・マウンテン(ライド)
アンダー・ザ・シー:リトルマーメイドの冒険(ライド)
ホーンテッド・マンション(ライド)
カリブの海賊(ライド)
バーンストーマー(ライド)
空飛ぶダンボ(ライド)
イッツ・ア・スモールワールド(ライド)
ピーターパン空の旅(ライド)
トゥモローランド・スピードウェイ(ライド)
ジャングルクルーズ(ライド)
マッド・ティーパーティ(ライド)
プーさんの冒険(ライド)
アラジンのマジックカーペット(ライド)
バズライトイヤーのスペースレンジャースピン(ライド)
ミッキーのフィルハーマジック(シアター)
モンスターズ・インク:ラフフロア(シアター)
タウンスクエア・シアター(グリーティング)
プリンセス・フェアリーテール・ホール(グリーティング)
エンチャンテッド・テール・ウィズ・ベル(グリーティング)
アリエルのグロット(グリーティング)
マジックキングダムは上記のものから単純に3個選ぶことができます。「7人のこびとのマイントレイン」だけは大人気なので外さないように!
アトラクション優先:「7人のこびとのマイントレイン」「ビッグサンダーマウンテン」「スプラッシュマウンテン」
グリーティング優先:「7人のこびとのマイントレイン」「タウン・スクエア・シアター」「プリンセス・フェアリーテール・ホール」
どっちも観たい:「7人のこびとのマイントレイン」「タウン・スクエア・シアター」「〇〇マウンテン」
エプコット
A:フローズン・エバー・アフター(ライド)
ソアリン・アラウンド・ザ・ワールド(ライド)
テスト・トラック(ライド)
イルミネーションズ(ショー)
B:シー・ウィズ・ニモ&フレンズ(ライド)
スペースシップ・アース(ライド)
ミッション・スペース(ライド)
リビング・ウィズ・ザ・ランド(ライド)
ジャーニー・イントゥ・イマジネーション・ウィズ・フィグメント(ライド)
ディズニー&ピクサー・ショート・フィルム・フェスティバル(シアター)
タートルトーク・ウィズ・クラッシュ(シアター)
エプコット・キャラクタースポット(グリーティング)
エプコットはAから1つ、Bから残り2つ分を選べます。アトラクション自身は少ないので、午前中のファストパスを事前取得し早めに使い切ってしまいましょう。残った時間でファストパスを追加して乗ったり、ファストパスAグループのアトラクションやたくさんあるグリーティングに時間を使えるようにするといいと思います。
アトラクション優先:「フローズン・エバー・アフター」「スペースシップ・アース」「リビング・ウィズ・ザ・ランド」
グリーティング優先:「テスト・トラック」「スペースシップ・アース」「 シー・ウィズ・ニモ&フレンズ」
ハリウッドスタジオ
A:スリンキー・ドッグ・ダッシュ(ライド)
トイ・ストーリー・マニア(ライド)
エイリアン・スワーリング・ソーサー(ライド)
B:ロックン・ローラー・コースター(ライド)
トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラー(ライド)
スター・ツアーズ・ザ・アドベンチャー・コンティニュー(ライド)
マペット・ビジョン3D(シアター)
美女と野獣:ライブ・オン・ステージ(ショー)
インディ・ジョーンズ・エピック・スタント・スペクタキュラー(ショー)
リトルマーメイドの旅(ショー)
ディズニー・ジュニア・ライブ・オン・ステージ!(ショー)
フローズン・シング・アロング・セレブレーション(ショー)
ファンタズミック!(ショー)
こちらもAから1つ、Bから2つ選べます。ただし、ハリウッドスタジオで厄介なのはショーが多く時間が完全に固定されてしまうことです。ショーのファストパスは演目にもよりますが、多少いい位置で見られるくらいで結局早くいかないといい席はなくなってしまいます。開演時間の30分ほど前にはついておかないといけないので、ファストパスに翻弄される場面が出てくると思います。私たちもショーのファストパスを取ったのに、他のアトラクションの待ち時間が思ったより長く逃すこともありました。いっそショーのファストパスは取らないのも手です。またもし、そのようにファストパスの時間に使いそびれた場合も使用した扱いになるので、そこはご安心を。
アトラクション優先:「スリンキー・ドッグ・ダッシュ」「ロックンローラー・コースター」「トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラー」
ショー優先:「スリンキー・ドッグ・ダッシュ」「美女と野獣 ライブ・オン・ステージ」「ファンタズミック!」
どっちも観たい:「スリンキー・ドッグ・ダッシュ」「ロックンローラー・コースター」「美女と野獣 ライブ・オン・ステージ」
A:アバター・フライト・オブ・パッセージ
ナヴィ・リバー・ジャーニー
B:エクスペディション・エベレスト(ライド)
キリマンジャロ・サファリ(ライド)
カリリバー・ラピッド(ライド)
ダイナソー(ライド)
プライミーバル・ウィール(ライド)
イッツ・タフ・トゥ・ビー・ア・バグ(シアター)
フェスティバル・オブ・ザ・ライオン・キング(ショー)
ファインディング・ニモ・ザ・ミュージカル(ショー)
アップ!グレート・バード・アドベンチャー(ショー)
リバーズ・オブ・ライト(ショー)
アドベンチャー・アウトポスト(グリーティング)
こちらもAから1つ、Bから2つ選べます。「アバター・フライト・オブ・パッセージ」は必須として、このファストパスを取ること自体が割とハードです。というのも、ファストパスはディズニーホテルへ泊まる初日の60日前からホテルに泊まる日数+1日分取ることができるからです。例えば12/1から12/6まで5泊するとすれば、12/1の60日前から6日分ファストパスが取得できます。そうすると12/6から宿泊する人は「やっとファストパス取れる」と思っても、そのように前から泊まっている人に先に取られ埋まっていることがあるのです。そのため、アニマルキングダム行く日は日程の終盤に入れてあげた方が埋まっている確率を減らすことができます。またファストパスを取る際、日程ごとに取るのも避けた方がいいです。その間にもファストパスが埋まってしまうので。人気のあるファストパス「7人のこびとのマイントレイン」「スリンキー・ドッグ・ダッシュ」「アバター・フライト・オブ・パッセージ」は先に取ってしまって、あとから残りのファストパスを取得した方が賢明です。
アトラクション優先:「アバター・フライト・オブ・パッセージ」「キリマンジャロ・サファリ」「エクスペディション・エベレスト」
ショー優先:「アバター・フライト・オブ・パッセージ」「キリマンジャロ・サファリ」「フェスティバル・オブ・ライオン・キング」
このようにファストパスを事前取得できるがゆえに、人気が集中しないよう細かいルールが設けられています。そのルールを理解して、60日前に備えましょう。
パークプラン2
これまでのそれぞれのパークの楽しみ方の紹介から、改めてパークプランの決め方をお伝えします。
まず、マジックアワーが適用されている日にそのパークへいくこと。混雑する日でもマジックアワーや空いてくる夜の時間を有効活用するとたくさん回れます。マジックアワーは朝や夜と体調的にはしんどい時間帯に設定されていますが、暑くないそういった時間にがっつり回って、日中はホテルに戻って休憩するのも手です。ディズニーホテルへ泊まるのであれば、マジックアワーは絶対活用すべきです。
次にアトラクションやショーなどで絶対乗りたい見たいものがあれば、できるだけ先にそのパークへ行く予定にすること。ショーは開催日が決まっているため、開催する日に行くのはもちろんなのですが、天候などの影響で開催されないこともあります。そんな時にリベンジできる機会を作るためにも早めの日程でお気に入りのパークを訪れていた方がいいです。また、乗りたいアトラクションがあるパークも早めに行っておきましょう。毎日何かしらのアトラクションがシステム調整でダウンしています。どちらのパークに行くか迷うことがあれば、乗りたいもの見たいものが多い方のパークへ先に行ってください。
またパークプランを考えられるようにエクセルファイルを作りました。アプリ上で編集せず、ダウンロードして自分のエクセルなどで編集してみてください。 ちなみに「イメージ」のシートは実際に私たちが行った時のパークプランです。
左上のB1のセルに自分たちがディズニーホテルへ泊まる初日の年月日を入力してください。他の曜日も自動反映されます。ショーの時間やマジックアワー、混雑度は以下のサイトで調べてください。
調べたらそれぞれのパークへ行く日も徐々に決まると思います。メインで回るパークを「メイン」のところに書きましょう。「泊」はホテルホップ(ホテルを移ること)する人用にホテルを書く欄として設けてあります。必要なければ消してください。「混雑度」の欄もメインが決まればあまり必要なくなるので消していいです。メインで遊ぶパークに応じて、ざっくり乗りたいアトラクションや行きたいレストランを書き込みます。まずは印刷し、相談しながら書いていくと手っ取り早いです。
シートに入力して仕上げるときは「イメージ」のシートを参考に内容によって色分けするとわかりやすいです。アトラクションは緑、ショーは青、レストランはオレンジなど色分けしておくとパッと見ただけでわかります。また、ファストパスを取ったアトラクションは太字にしました。
「食事」の部分はアイスやポップコーンなど軽食や予約がいらないレストランで行っておきたいところを書き出しましょう。計画的に回らないとアトラクションが優先されてしまって食べたいものが食べれなくなります。後から「食べ忘れた!」と思っても中々それだけのために歩いていられないです。事前に絶対食べたいものは決めておきましょう。
また、「todo」のシートにtodoリストとその期限を記載しました。最初に埋めた左上のセルの日にちから、決めておかないといけない内容とその期日を自動計算するようにしてあります。これを目安に予定を組んでください。諸々の予約開始が180日前や60日前なのですが、ざっくり6か月前、2か月前と思っていると痛い目にあいます。私は10月23日から宿泊予定だったので単純に4月23日から予約開始だと考えていたら4月26日からでした。4月23日には予定を入れないようにしていたのに、26日に予定が入っていたため予約開始のスタートに遅れました。そのため、取りたかった時間の予約ができなかったので注意が必要です。きちんと宿泊日のちょうど180日前、60日前を押さえて出遅れないようにしましょう。
この表を使って計画的にパークプランを立ててください。
アニマルキングダム
パークプランを決めるのに当たって必要な、パークの情報を紹介していきます。
今回はアニマルキングダム。アニマルキングダムは動物園と遊園地が合体したようなパークです。そのため、動物が活発な午前中、朝の時間帯をいかに使うかが楽しめる分かれ道です。子供向けのアトラクションが多いのも特徴で、もし子供連れで来るならもってこいです。また、ここはなんといっても一昨年にできたアバターのアトラクションが大人気。このアトラクションをどう攻略するかが成否を分けます。
アトラクション
ダイノランドUSA
ボーンヤード
トリケラトップ・スピン
プライミーバル・ウィール
フォッシル・ファン・ゲームス
ダイノランドUSAは子供向けのゆるめなジェットコースターなどが多いエリアです。そのため、もし乗るなら「ダイナソー」くらいで大丈夫です。ただし、これも20年ほど前からあるアトラクションのため故障で乗れないこともあります。現に私たちは2回並んだのにどちらも途中でシステム調整のため乗れませんでした。
アジア
エクスペディション・エベレスト
カリ・リバー・ラピッド
マハラジャ・ジャングル・トレック
アジアエリアではなんといっても「エクスペディション・エベレスト」に乗るべきです。アバターができるまでは一番人気だったアトラクションで、独特のギミックが面白い。その割にアバターに客を取られておりそんなに混んでいないのでファストパスを取らなくても意外と何とかなります。また、濡れてもいいなら「カリ・リバー・ラピッド」、朝早く行けるなら「マハラジャ・ジャングル・トレック」で写真映えするスポットでトラと写真を撮るのもいいでしょう。
アフリカ
キリマンジャロ・サファリ
ゴリラ・フォールズ・エクスプロレーション・トレイル
ワイルドライフ・エクスプレス・トレイン
ここでは「キリマンジャロ・サファリ」に乗っておいた方がいいです。サファリパークのようにバスで動物のいる園内を回るアトラクションなのですが、金網などもないので迫力満点。混み具合などで回るポイントも変わるので何度も楽しめます。ただし、動物が活動的な朝早くの時間帯に行くのが吉。私たちは12時ころ乗りましたが、すでにライオンたちはお昼寝中でした。
ラフィキズ・プラネット・ウォッチ
コンサベーション・ステーション
アフェクション・セクション
アフリカエリア内から列車に乗っていけるのがラフィキズ・プラネット・ウォッチです。ここは動物園の延長線上で、歩いて動物を探したり触れ合えたりするアトラクションがメイン。そのため、ディズニーらしさやライドに乗って楽しみたい人は外していいと思います。
パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター
アバター・フライト・オブ・パッセージ
ナヴィ・リバー・ジャーニー
もはやアニマルキングダムに来たら乗らないと人生損するレベルのアトラクションが「アバター・フライト・オブ・パッセージ」です。鳥と恐竜が融合したようなバンシーという動物に乗ってアバターの世界を旅するアトラクションで、この没入感が半端ないです。ソアリンに少しだけ絶叫要素も足したようなライドで、本当にバンシーに乗って急降下したりする感覚が味わえます。すごすぎて降りたくないと思ったアトラクションでした。一方、「ナヴィ・リバー・ジャーニー」はアバター版「イッツ・ア・スモール・ワールド」のような感じで原作を見ていれば楽しめますが、そんなに思い入れなければ乗らなくても大丈夫です。
ディスカバリー・アイランド
イッツ・タフ・トゥ・ビー・ア・バグ!
ディスカバリー・アイランド・トレイル
ウィルダネス・エクスプローラーズ
アニマルキングダムの象徴のツリー・オブ・ライフの中で行われている「イッツ・タフ・トゥ・ビー・ア・バグ!」は「バグズ・ライフ」のアトラクションなので好きな人は乗っておくといいでしょう。ただし、タイトルの通り虫が前面に押し出されたシアター系アトラクションなので、虫嫌いの人は避けておいた方が無難です。
グリーティング
アニマルキングダムでは動物系のキャラクターをはじめとして、ここでしか会えないキャラクターがてんこ盛りです。
アドベンチャー・アウトポスト
ミッキー&ミニー(サファリルック)
ドナルドのダイノバッシュ
ドナルドダック、デイジーダック、グーフィー(考古学者)、プルート、チップ&デール(恐竜ルック)、スクルージ、ランチパッド
タスカー・ハウス・レストラン
ドナルドダック(サファリルック)
ディスカバリー・アイランド
ポカホンタス、ケビン(カールじいさんの空飛ぶ家)
イッツ・タフ・トゥ・ビー・ア・バグ!
ラッセル、ダグ(カールじいさんの空飛ぶ家)
コンサベーション・ステーション
ラフィキ
クリーチャー・コンフォート
ティモン
現在、ドナルドのダイノバッシュというイベントを開催中のためここでしか会えないスタイルのキャラクターがたくさんいます。ただ、まとまってグリーティングしているので混んでしまうことが多くラインカットされてしまうこともあるので、目当ての方は早めに行きましょう。また、アニマルキングダムでもファストパスが使えるグリーティングはほとんどありません。アドベンチャー・アウトポストだけなのでグリーティングメインの人は大変です。
ショー&パレード
アニマルキングダムもショーが多いです。公演時間が決まっており、しかも場所が結構離れているため大変です。全部見るのはアトラクションとの兼ね合いもありますが、かなり厳しいので取捨選択しましょう。
フェスティバル・オブ・ライオン・キング
ライオンキングの世界観が楽しめるサーカスの要素も取り入れたエンターテイメントショー
ファインディング・ニモ:ザ・ミュージカル
パペットを使ってファインディング・ニモの世界を再現したショー
カールじいさんの空飛ぶ家:ア・グレート・バード・アドベンチャー
いろんな鳥が芸を披露するゲストも参加できるショー
ダイノリフィック・ダンス・パーティ
恐竜ルックのチップ&デールが開催する子ど向けのダンスパーティ
ツリー・オブ・ライフ・アウェイクン
リバーズ・オブ・ライト
動物のために花火の演出がない、静かなナイトショー
「フェスティバル・オブ・ライオン・キング」はサーカス要素も相まって、「無料で見れるやつ?」と思えるクオリティなので見た方がいいです。その他のショーは気になるものは見てもよいですが、個人的にはアトラクションを優先した方が有意義だと思います。「ツリー・オブ・ライフ・アウェイクン」は10分おきくらいで何度もやっており、そのパターンも4種類ほどある珍しいタイプのナイトショーです。そのため、帰るときにちょっと立ち止まって見ることができればいいと思います。「リバーズ・オブ・ライト」はウォータースクリーンを使うなど新しい演出が見られるナイトショーですが、花火などが使えないため、やや迫力に欠けるショーです。正面がないのでどこからでも見られます。
まとめ
待ち時間ランク
S アバター・フライト・オブ・パッセージ、ナヴィ・リバー・ジャーニー
A キリマンジャロ・サファリ、エクスペディション・エベレスト、ダイナソー
B カリ・リバー・ラピッド、プライミーバル・ウィール、イッツ・タフ・トゥ・ビー・ア・バグ!
アニマルキングダムもファストパスの取り方が特殊です。「アバター・フライト・オブ・パッセージ」「ナヴィ・リバー・ジャーニー」の中から1つとその他から2つ選べます。「アバター・フライト・オブ・パッセージ」はファストパスがまだ残っていれば絶対取っておいてください。もし残っていなかった場合「ナヴィ・リバー・ジャーニー」を取りましょう。もしあとから「アバター・フライト・オブ・パッセージ」のキャンセルが出ていたらすぐキャンセルしてそっちに変えます。また「アバター・フライト・オブ・パッセージ」は待ち列もかなり凝っているので、時間に余裕があれば待ってもう一度乗るのもお勧めです。夜など空いたときにトライしてみてください。
その他のアトラクション・ショーでは「キリマンジャロ・サファリ」を朝一で取っておくのが良いかと思います。意外とこのアトラクションは混むので、マジックアワーなどで朝いける場合以外は取っておいた方がいいです。もう一つは「エクスペディション・エベレスト」か「フェスティバル・オブ・ライオン・キング」のどちらかを取りましょう。
アニマルキングダムではマジックアワーがある日をできるだけ選ぶのがマストです。「アバター・フライト・オブ・パッセージ」のファストパスがあれば朝一は「ナヴィ・リバー・ジャーニー」を待ち、その時間を見越して「キリマンジャロ・サファリ」のファストパスをとっておくのがベスト。もしくは「キリマンジャロ・サファリ」を朝一で乗った後「エクスペディション・エベレスト」「ダイナソー」と攻める方法。朝はアバターエリアに人が流れ込むので他のアトラクションが空いています。「ナヴィ・リバー・ジャーニー」はいつ行っても120分待ち位にはなるので、いっそ無視して他のから行くのも手です。そうすると他のものにファストパスを回せるので、ショーをいい席で見るために使えます。
もし「アバター・フライト・オブ・パッセージ」のファストパスが取れなければ、朝一は「アバター・フライト・オブ・パッセージ」に絶対乗ってください。待ち時間は大体いつでも120~180分ですが、朝一ならまだ空いています。また、2度乗りたくなる可能性があるので朝一で乗って2度乗れる可能性だけは残しておいた方がいいと思います。また、「アバター・フライト・オブ・パッセージ」に朝一で乗る場合は時間が読めないので「キリマンジャロ・サファリ」は11時前くらいで取っておきましょう。
アトラクション優先:「アバター・フライト・オブ・パッセージ」「キリマンジャロ・サファリ」「エクスペディション・エベレスト」
ショー優先:「アバター・フライト・オブ・パッセージ」「キリマンジャロ・サファリ」「フェスティバル・オブ・ライオン・キング」
アバター後回し:「アバター・フライト・オブ・パッセージ」「フェスティバル・オブ・ライオン・キング」「リバーズ・オブ・ライト」
とにもかくにも「アバター・フライト・オブ・パッセージ」のファストパスを取れるかがアニマルキングダムを存分に楽しむための秘訣です。取るためのコツなどは次回解説します。私たちは朝一で待って乗り、ファストパスでも乗り、めちゃめちゃはまりました。もう一回どれかのパークにいけるならアニマルキングダムと妻が言うほど。他のパークと違い、全体が自然的なテーマで異国感が味わえるのもいいです。アジアやアフリカなどあまり日本にはないエスニックなテイストのエリアもあって面白いです。特にアバターエリアは「本当にアバターの世界に来た!」という感じになります。本物の植物と偽物の区別がつきません。どこをとっても異国で(フロリダなので当たり前ですが笑)もう映えに映えます。
ハリウッドスタジオ
パークプランを決めるのに当たって必要な、パークの情報を紹介していきます。
今回はハリウッドスタジオ。ハリウッドスタジオはその名の通り、映画やドラマなどの作品に関するアトラクション・ショーが多いパークです。そのため、街並みもおしゃれだったり、いわゆる「映える」スポットが多く、割と大人向けかもしれません。昨年にトイストーリーランド、今年はスター・ウォーズ・ギャラクシー・エッジと新しいエリアができました。アトラクションが少ない分待ち時間が多くなってきているため、行く日にちや時間帯を選ばないと疲れてしまいます。事前に閑散日を調べていくようにしましょう。
アトラクション
ロックンローラー・コースター
マペット・ビジョン3D
トイ・ストーリー・マニア
エイリアン・スワーリング・ソーサーズ
スリンキー・ドッグ・ダッシュ
ウォルト・ディズニー:ワン・マンズ・ドリーム
(ミレニアム・ファルコン:スマグラーズラン)8/29~
(ライズ・オブ・レジスタンス)12/5~予定
ハリウッドスタジオで現在一番人気は「スリンキー・ドッグ・ダッシュ」です。まだできて一年ちょっとですし、子供も楽しめる怖すぎないコースターです。ファストパスも一番になくなります。ただ、もうすぐ「ミレニアム・ファルコン:スマグラーズラン」がオープンするため、人気は二分するでしょう。こちらはファストパスはまだ発行されないようなので長蛇の列になること必至。スター・ウォーズ見たことなければいっそスルーするのも手かもしれません。まずトイストーリーランドを制覇しましょう。また、その他で人気なのが「ロックンローラー・コースター」。屋内コースターとは思えないほど暴れまわる爽快感あふれる絶叫系です。他は日本にもあるアトラクションがいくつかありますが、「トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラー」は乗るべきです。基本はシーの「タワー・オブ・テラー」と同じですが、中身が全然違います。
グリーティング
ハリウッドスタジオではスター・ウォーズなど映画のキャラクターと会えます。ランド・シーというよりUSJに近いイメージかもしれません。
セレブリティ・スポットライト
オラフ
スター・ウォーズ・ローンチ・ベイ
カイロ・レン、チューバッカ、BB-8、ストームトルーパー
ミッキー&ミニー・スターリング・イン・レッドカーペット・ドリーム
ミッキー(魔法使い)、ミニー(ハリウッド)
エドナ
トイ・ストーリー・ランド
ウッディ、バズ、ジェシー
アニメーション・コートヤード
ソフィアなどディズニージュニアのキャラクター
スター・ウォーズのキャラクターとグリーティングできるパークはなかなかないので必見です。キャラクター自体は少ないですが、あまり他で見ることのできないキャラクターが多いのでグリーティング好きの方は楽しめそうです。ただ、ファストパス対応のものがないので、それぞれ30分ほどは待つことを頭に入れておきましょう。
ショー&パレード
ハリウッドスタジオはショーの種類が多いです。公演時間が決まっているため、全部見ようとすると1日では見切れないので日程に余裕がなければ取捨選択するしかありません。
リトル・マーメイドの旅
シーにあるショーより小規模だがストーリーを体感できるショー
美女と野獣 ライブ・オン・ステージ
ベルたちの生歌も聞けるミュージカル仕立てのショー
生まれてはじめて:フローズン・シング・アロング・セレブレーション
アナ雪の子供向けのショー。話が再構成されているので英語がわかった方が〇
ディズニー・ジュニア・ライブ・オン・ステージ
子供向けのディズニーアニメのキャラクターが登場するショー
インディ・ジョーンズ・スタント・スペクタキュラー!
インディ・ジョーンズがテーマのスタントが楽しめる
ライトニング・マックイーンのレーシング・アカデミー(3/31~新登場)
カーズ要素をつめこんで再登場したカースタントが楽しめるショー
マーチ・オブ・ザ・ファースト・オーダー
ストームトルーパーの大行進が見られるショー
ダースベイダーをはじめとしたスター・ウォーズのキャラクターが大集合するショー
子供向けの参加型ショーで予約がいる
スター・ウォーズをテーマにしたプロジェクションマッピングを使ったナイトショー
専用の会場まで用意されているめちゃくちゃ豪華なナイトショー
ショーがとにかく多いので抜粋するとしたら「美女と野獣~」「インディ・ジョーンズ」「ライトニング・マックイーン~」「ファンタズミック!」は行っておいた方がいいと思います。それぞれアメリカだからこそ見られるショーなので、体験しておいて損はないです。またスター・ウォーズ系は好きならば、というところですがファンならめっちゃテンション上がります。「スターウォーズ:ギャラクティック・スペクタキュラー」を見て僕は泣きました。ただし、これと「ファンタズミック!」の時間がかぶっているので、どちらかしか見られないなら「ファンタズミック!」をお勧めします。ウォータースクリーンや専用の舞台装置まで使った大掛かりなショーで、これだけのためにお金取れると思えるほどのショーです。アメリカ特有の一体感ふくめ、ハリウッドスタジオへ行くならぜひ見てもらいたいです。
まとめ
待ち時間ランク
S スリンキー・ドッグ・ダッシュ、ロックンローラー・コースター
A トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラー、トイ・ストーリー・マニア
B エイリアン・スワーリング・ソーサーズ、マペット・ビジョン3D
ハリウッドスタジオもエプコットに続きファストパスの取り方が特殊です。「トイ・ストーリー・マニア」「エイリアン・スワーリング・ソーサーズ」「スリンキー・ドッグ・ダッシュ」の中から1つとその他から2つ選べます。「スリンキー・ドッグ・ダッシュ」はファストパスが瞬殺されるため、残っていれば絶対取っておいてください。あとの2つはファストパスがなくても何とかなるので、「スリンキー~」がなければ他の物にファストパスを回しましょう。
その他のアトラクション・ショーでは「ロックンローラー・コースター」が必須です。空いてる日だと全然余裕なのですが、混む日は2時間待ちます。シーで大人気のタワテラはこちらだとそこまで混まないので、他にいいのが残ってなかった時は取ってください。「美女と野獣~」はファストパス用の席が用意されており、舞台近くで見ることもできるので取っておいた方がいいです。また、「ファンタズミック!」もショーをメインで見たい場合は専用席もあるので取ると良いです。ただナイトショーのため、ファストパスを夜まで使い切れないことになり、追加のファストパスを取れなくなるのに注意が必要です。混んでいてファストパスがすぐなくなりそうな日や、絶叫系が苦手な人は取っておきましょう。
アトラクション優先:「スリンキー・ドッグ・ダッシュ」「ロックンローラー・コースター」「トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラー」
ショー優先:「スリンキー・ドッグ・ダッシュ」「美女と野獣 ライブ・オン・ステージ」「ファンタズミック!」
どっちも観たい:「スリンキー・ドッグ・ダッシュ」「ロックンローラー・コースター」「美女と野獣 ライブ・オン・ステージ」
ちなみに私たちはハリウッドスタジオへ行く予定の日の「スリンキー・ドッグ・ダッシュ」のファストパスがすでになくなっていました。そのため、「エイリアン・スワーリング・ソーサーズ」「ロックンローラー・コースター」「美女と野獣 ライブ・オン・ステージ」の3つをチョイスしました。私たちは昨年10月のトイストーリーランドがまだ混んでいる時期の訪問だったので「エイリアン・スワーリング・ソーサーズ」を選びましたが、今は空き始めているのではずしてもいいと思います。
エプコット
パークプランを決めるのに当たって必要な、パークの情報を紹介していきます。
今回はエプコットです。エプコットは教育的なアトラクションが多い、珍しいパークです。ディズニー要素は少ないですが、単純に遊園地として面白いです。アトラクションの数自体は少ないですが、2つの遊園地を融合したようなパークなので、広大かつ目当てのところへ行きにくく一番歩きます。そのため、事前に何をしたいか会いたいか買いたいかを決めておくことが必須のパークです。
アトラクション
エプコットは未来都市的なアトラクションの多いフューチャーワールドと東武ワールドスクエアのような各国の文化を体験できるワールド・ショーケースの2つに分かれています。このワールド・ショーケースが厄介で、湖を囲んだ円形のエリアになっています。そのため、フューチャーワールドと行ったり来たりすると円を何周もぐるぐるする必要があり、めちゃくちゃ疲れます。横断できるようにボートさえ運航していますが、これもタイミングがあわないと乗れないため、フューチャー・ワールドとワールド・ショーケースはそれぞれまとめてアトラクションに乗っていった方がいいです。
フューチャー・ワールド
ソアリン・アラウンド・ザ・ワールド
テスト・トラック
ミッション:スペース
ディズニー&ピクサー・ショートフィルム・フェスティバル
ジャーニー・イントゥ・イマジネーション・ウィズ・フィグメント
スペースシップ・アース
シー・ウィズ・ニモ&フレンズ
タートルトーク・ウィズ・クラッシュ
リビング・ウィズ・ザ・ランド
サークル・オブ・ライフ
フューチャー・ワールドで絶対外せないのは「テスト・トラック」です。自分でデザインした車に試乗するというコンセプトのアトラクションで、最高時速105キロとディズニーの絶叫系で最高速!爽快感が抜群で絶対乗るべきアトラクションです。ほかに混むアトラクションとしては「ソアリン・アラウンド・ザ・ワールド」があります。しかしすでにシーにも出来たので、そちらを体験しているならファストパスで乗る必要はないでしょう。時間帯によっては全然並ばずに入れます。その他に乗るべきは「スペースシップ・アース」と「シー・ウィズ・ニモ&フレンズ」です。前者はエプコットの象徴ともいえるエントランスの大きな球の中にあります。アトラクション自体はそこまで面白いものでもないですが、エプコットに来たからには乗っておきたい歴史あるアトラクションです。「シー・ウィズ・ニモ&フレンズ」はニモの世界を体験するライドに乗っていると本物の水族館に到着するというもの。ニモ好きなら必乗です。
ワールド・ショーケース
フローズン・エバー・アフター
三人の騎士のグラン・フィエスタ・ツアー
インプレッション・ド・フランス
リフレクションズ・オブ・チャイナ
オー・カナダ!
ワールド・ショーケースのアトラクション自体は「フローズン・エバー・アフター」しか乗る必要ありません。ドナルド好きなら「三人の騎士のグラン・フィエスタ・ツアー」も乗った方がいいかな、くらい。ただし、各国のパビリオンそのものがアトラクションのようなものでそれぞれきちんと見て回るとめちゃくちゃ時間かかるのでご注意を。
グリーティング
エプコットは各国のプリンセスや最近のディズニーキャラと会うことができます。
入口
デイジー
ミート・ディズニーパル・アット・エプコット・キャラクタースポット
ミッキー、ミニー、グーフィ
エプコット・キャラクター・スポット
ベイマックス、ヨロコビ&カナシミ
イノベンションズ・ウェスト
ラルフ、ヴァネロペ
アナ、エルサ
メキシコ館
ドナルド(ポンチョ)
モロッコ館
ジャスミン、アラジン(時期による)
フランス館
ベル(町娘)、オーロラ
イギリス館
メリー・ポピンズ、アリス
ドイツ館
白雪姫
中国館
ムーラン
アケシュース・ロイヤル・バンケット・ホール(キャラクターダイニング)
白雪姫、シンデレラ、オーロラ、アリエル、ベル
ガーデン・グリル(キャラクターダイニング)
ミッキー(農夫)、プルート、チップ、デール
ヨロコビ、カナシミ、ベイマックス、ムーランはエプコットでしか会えないので好きな方は逃さないように。またマジックキングダムと違い、こちらのグリーティングは「ミート・ディズニーパル・アット・エプコット・キャラクタースポット」のみがファストパス対応で、他は並ぶしかありません。そのため、グリーティング重視の人はほぼアトラクションに乗れないほどグリーティング漬けになります。キャラクターダイニングというレストランでご飯を食べているとキャラクターたちの方からテーブルに来てくれるというものもあります。ただ、他でグリーティングできるキャラクターがほとんどなので、せっかくエプコットに来たならワールド・ショーケースの各国の料理に舌鼓を打った方が楽しいです。
ショー&パレード
エプコットではパレードというパレードはありません。代わりに各国の芸能が見れます。またショーも一つだけなのでここはあまり重視しなくていいでしょう。
日本館
祭座
イタリア館
メキシコ館
マリアッチ・コブレ
アメリカ館
ヴォイシィズ・オブ・リバティー
モロッコ館
ホワリエート・アット・モロッコパビリオン
イルミネーションズ:リフレクションズ・オブ・アース
エプコット唯一のナイトショー。9/1までで終了し、新ナイトショーへ変わる予定。
「イルミネーションズ:リフレクションズ・オブ・アース」はワールド・ショーケースの中の池でたくさんの花火が上がるナイトショーです。迫力がものすごいので、これだけ見ておいた方がいいです。また一応ファストパスがあり、いい席で見ることもできます。他のは通りがかったときにやっていれば足を止めてみようかな、程度で大丈夫。
まとめ
待ち時間ランク
S テスト・トラック、フローズン・エバー・アフター
A ミート・ディズニーパル・アット・エプコット・キャラクタースポット、
ソアリン・アラウンド・ザ・ワールド
B ミッション:スペース、スペースシップ・アース、リビング・ウィズ・ザ・ランド
シー・ウィズ・ニモ&フレンズ
アトラクションが少ないエプコットではファストパスの取り方が特殊です。「テストトラック」「フローズン・エバー・アフター」「ソアリン・アラウンド・ザ・ワールド」「ミート・ディズニーパル・アット・エプコット・キャラクタースポット」「イルミネーションズ:リフレクションズ・オブ・アース」の中から1つ、その他のアトラクションから2つファストパスが取れます。基本的には「テストトラック」か「フローズン・エバー・アフター」のどちらかを取って後は好きなものを2つチョイスでOKです。他のはさほど混みません。入り口から近い「テスト・トラック」を朝一にスタンバイで乗ってフューチャー・ワールドをめぐり、入り口から遠い「フローズン・エバー・アフター」は昼過ぎのファストパスを取っておくのが楽かと思います。
もしグリーティングメインであれば入り口に近い「テスト・トラック」のファストパスだけとっておいてさっさと乗り、その他のアトラクションは取って使わなくてもいいです。その際に重要なのが、ファストパスを早めの時間で取っておくこと。ファストパスは3枚使い切るか3枚目の有効時間を過ぎると新たに1枚取れるようになります。そのため、ファストパスを無視して先にグリーティングをしていき、もし時間が余るようならまだ発券しているファストパスを改めて取得してアトラクションに乗ります。そのため、「リフレクションズ~」のファストパスはぎりぎりまで取ってはいけません。それを取ると「リフレクションズ~」の始まる夜までずっとファストパスを消化しきれていないことになるため、新たにファストパスが取れなくなります。これは他のパークでも一緒です。そのため、ナイトショーをいい場所で見たい場合でも、ファストパスを使いたいアトラクションがなくなってからにしましょう。また、もしファストパスを取れなくても「リフレクションズ~」なら30分も前に行けばいい場所で見ることができます。
アトラクション優先:「フローズン・エバー・アフター」「スペースシップ・アース」「リビング・ウィズ・ザ・ランド」
グリーティング優先:「テスト・トラック」「スペースシップ・アース」「 シー・ウィズ・ニモ&フレンズ」
ということでエプコットでは朝フューチャー・ワールドを攻め、その後ワールド・ショーケースへ行きます。寄りたい館、食べたいもの、買いたいもの、会いたいキャラを事前に決めておき、順番に回っていけば疲れずに済みます。ワールド・ショーケースをぐるっと回った後にフューチャー・ワールドの乗り残しに行って最後に「リフレクションズ~」で締め。ちなみに私たちは「テスト・トラック」「フローズン・エバー・アフター」をマジックアワーで行く戦法で「ソアリン・アラウンド・ザ・ワールド」「スペースシップ・アース」「 シー・ウィズ・ニモ&フレンズ」のファストパスを取りました。
マジックキングダム
パークプランを決めるのに当たって必要な、パークの情報を紹介していきます。
まず、今回はマジックキングダム。マジックキングダムはディズニーランドに似たWDW内で一番大きなパークです。アトラクション、グリーティング、ショー、パレードすべてが多く、季節限定イベントまであります。そのため、私たちはこのパークの滞在時間が一番長かったです。
アトラクション
7人のこびとのマイントレイン
ミッキーのフィルハーマジック
プーさんの冒険
ピーター・パン空の旅
マッド・ティーパーティー
プリンス・チャーミング・リーガル・カルーセル
バーンストーマー
アンダー・ザ・シー:ジャーニー・オブ・リトル・マーメイド
(スティッチのグレートエスケープ!)
ファンタジーランドでは「7人のこびとのマイントレイン」がダントツ人気。そんなに怖くはない子供でも楽しめるジェットコースターです。ファストパスがなくなっていることも多いですが、待ってでも乗っておいた方がいいです。他には「アンダー・ザ・シー~」がおすすめです。ライドに乗ってリトルマーメイドの世界を味わえます。来年ディズニーランドに美女と野獣のエリアがオープンし、その世界観を体験できるアトラクションがオープンします。これの美女と野獣版といった感じのものなので、乗っておくと自慢できるかも。また、WDWは待機列も飽きさせないよう凝っているのが一つ特徴です。その点でいうと「7人のこびとのマイントレイン」「プーさんの冒険」「空飛ぶダンボ」は待機列でも遊べるようになっているため注目です。
フロンティアランド
トムソーヤー島いかだ
カントリーベア・ジャンボリー
フロンティアランドはすべてランドにもあるアトラクションです。ただ、絶叫系が好きならマウンテン系は外せないでしょう。スプラッシュ・マウンテンは水量多めなのでびしょぬれになります。
バズ・ライトイヤーのスペースレンジャー・スピン
スペース・マウンテン
ウォルト・ディズニー・カルーセル・オブ・プログレス
トゥモローランド・トランジット・オーソリティ・ピープルムーバー
モンスターズ・インク:ラフフロア
アストロ・オービター
トゥモローランド・スピードウェイ
トゥモローランドでおすすめなのはピープルムーバーです。リニアモーターカーでトゥモローランドを一周します。これの面白いところは他のアトラクションにまで入り込むところ。「スペース・マウンテン」の暗闇の中を抜けたりします。「モンスターズ・インク:ラフフロア」はタートルトークのモンスターズインク版といった感じなので英語ができないとかなり辛いです。「スペース・マウンテン」は1列6人使用のコースターで2つコースがある仕様になっています。また、こちらも待機列に仕掛けがあります。
ウォルト・ディズニーの魅惑のチキルーム
アラジンのマジックカーペット
アドベンチャーランドのアトラクションもすべてランド・シーにありますが、内容が違うものがいくつか。「カリブの海賊」は待機列や中身が違います。また、油断していると結構濡れます。「魅惑のチキルーム」も現在ランドにあるスティッチが登場するバージョンではなく、昔ながらのバージョンです。
リバティースクエア
リバティースクエア・リバーボート
ホール・オブ・プレジデンツ
「ホーンテッドマンション」はランドとは違った部分もあり、また待機列にも仕掛けがあるためおすすめです。また「ホール・オブ・プレジデンツ」は歴代のアメリカ大統領を紹介するアメリカらしいアトラクションです。トゥモローランドの「カルーセル・オブ・プログレス」も同じように学習系アトラクションで日本にはない感じが味わえます。
グリーティング
WDWではミッキー達だけでなくプリンセスや他のキャラクターともグリーティングできるのがランド・シーとの違いです。そして、こちらにもファストパスが用意されています。そのため、ファストパスを取るのにアトラクションとグリーティングどっちを優先するか考える必要もあります。
タウン・スクエア・シアター
ミッキー
ピートのシリー・サイドショー
ミニー、ドナルド、デイジー
プリンセス・フェアリーテール・ホール
シンデレラ、ラプンツェル、ティアナ、エレナ
フェアリーテール・ガーデン
アリエルズ・グロット
アリエル
エンチャンテッド・テール・ウィズ・ベル
ベル
どれもここでしか会えなかったり、ここだけの衣装だったりするのでグリーティング好きの方だとかなり迷うと思います。その中でも「タウン・スクエア・シアター」と「プリンセス・フェアリーテール・ホール」は60分以上待つことが多い人気グリーティングです。
ショー&パレード
マジックキングダムではショー、パレードの量も豊富です。そのため、全部見たいのであれば2日用意しないとアトラクション、グリーティングも満足に回れないことになってしまいます。とりあえず以下に内容を記します。
レット・ザ・マジック・ビギン
1日に一度しかやらない、ミッキー達が開園のカウントダウンをするショー
ミッキーのロイヤル・フレンドシップ・フェア
ミッキーとミニーがプリンセスたちを紹介するショー。5公演あるのでどこかでいければ。
ディズニー・フェスティバル・オブ・ファンタジー・パレード
15時から行われる豪華なフロートのパレード
ムーブ・イット!シェイク・イット!ダンス&プレイ・イット!ストリートパーティー
1日複数回行われる観客参加型のパレード
ハッピリー・エバー・アフター
メインのナイトショー。花火の数もプロジェクションマッピングもすごい。
ワンス・アポン・ア・タイム
ランドから逆輸入されたナイトショー。ただし、短縮版。
まず外せないのは「ハッピリー・エバー・アフター」です。日本では許されないだろうというほどの花火の連発でド迫力。かつプロジェクションマッピングもきれいで感動します。朝一でパークへ行くなら「レット・ザ・マジック・ビギン」は観てもいいかもしれません。ただし、その間にもアトラクションの列は長くなるので、滞在時間が短いのなら無視していいと思います。「ディズニー・フェスティバル・オブ・ファンタジー・パレード」は火を噴くマレフィセントドラゴンのフロートが有名なパレード。これも各フロートが凝っていて面白いので見る価値ありです。そのほかのショー、パレードは複数回やっているので空いた時間で見られるといいと思います。最悪どこかへの移動の最中に目にする程度で割り切ってしまうのもありです。
まとめ
待ち時間ランク
S 7人のこびとのマイントレイン
A ビッグサンダー・マウンテン スプラッシュ・マウンテン スペース・マウンテン
ピーター・パン空の旅 タウン・スクエア・シアター
B プリンセス・フェアリーテール・ホール ホーンテッド・マンション カリブの海賊
プーさんの冒険 ジャングルクルーズ
アトラクションは「7人のこびとのマイントレイン」と3大マウンテン、あとなぜか「ピーター・パン空の旅」が待ち時間の長いアトラクションです。またグリーティングでは「タウン・スクエア・シアター」と「プリンセス・フェアリーテール・ホール」が人気。ファストパスは事前に1日3枚分取っておくことができるので、その中から3つ選ぶのがベターです。私たちはグリーティングに興味がなかったので「7人のこびとのマイントレイン」「ビッグサンダーマウンテン」「スプラッシュマウンテン」の3つをチョイスしました。スペース・マウンテンは入り口から近いので入園直後に乗ればファストパスはいりません。まず「7人のこびとのマイントレイン」はダントツ人気なので必須で入れておくべきです。ファストパスがなくなってしまっていることすらあるので。ファストパスが取れなければ、待機列で遊べる仕組みになっているので割り切ってそこを楽しみましょう(笑)
アトラクション優先:「7人のこびとのマイントレイン」「ビッグサンダーマウンテン」「スプラッシュマウンテン」
グリーティング優先:「7人のこびとのマイントレイン」「タウン・スクエア・シアター」「プリンセス・フェアリーテール・ホール」
どっちも観たい:「7人のこびとのマイントレイン」「タウン・スクエア・シアター」「〇〇マウンテン」
また、混雑が予想される日なら午前中のファストパスを取ってしまうのがおすすめです。ファストパスは使い切ると新しいものを追加で取ることができます。そのため、午前中に3つ使いきってしまって、どんどんとっていく作戦の方がたくさん回れます。逆に混まない予想の日なら午後のファストパスを取ってしまいます。空いている午前中に他のアトラクションは回ってしまいましょう。日が一番照る暑い午後の時間はファストパスでやり過ごし、その他の時間を有効利用します。グリーティングは子供が少なくなる夜の時間帯は空いていることが多いので、そこを狙いましょう。ただし、グリーティングは夕方で終わってしまうものあるので、開催時間をきちんと調べておいた方がいいです。また、ショーやパレードは比較的待つ位置の競争が激しくないので、10分前に来ていれば大丈夫です。唯一「ハッピリー・エバー・アフター」のみめちゃくちゃ混むので、いい場所で見たいなら最低1時間以上前から場所を取る必要があります。
とにかく広大なマジックキングダムでは、どれが絶対行って・見ておきたいものなのかを決めておくのが攻略の早道です。そして、最後は「ハッピリー・エバー・アフター」を見て、その後空いたところで乗り残したものを乗ってしまいましょう。
パークプラン
前回の記事の通り、今回はパークプランの決め方を記していきます。
どのパークに何日目に行くかを決めるのにあたって、
下の2つのサイトのチェックが必須です。
ディズニーワールドの運営情報と混雑情報のサイトです。
まず、1つ目に調べたいのがマジックアワーについて。マジックアワーとはディズニーの公式ホテルに泊まっている人だけが営業時間外に入園できる制度のこと。ほとんどの方は公式ホテルへ泊まると思いますので、これが使えるはずです。例えば、9時オープンのパークに8時から入れる、20時クローズのパークに21時までいられるなど。これがあると人が少ない間に人気のアトラクションに乗れてしまうわけです。ただし、火曜日はマジックキングダム、金曜日はハリウッドスタジオなど曜日によって適用されるパークが違います。そのため、マジックアワーが適用されるパークをまず優先で考えた方がいいでしょう。
次に調べたいのがショーやイベントの時間。ナイトショーとして開催される花火などの時間も調べる必要があります。というのも、そもそもやらない日や、閉園時間の違いで早くからやる日があるため。例えば、マジックキングダムの「happily ever after」というナイトショーは開催しない曜日があります。花火の量もすごく見ない手はないほどなのですが、ノープランで行くと見るチャンスすらなくすこともありえます。また次の記事でイベントについても紹介しますが、行きたいイベントを調べておいて外せないものを決めると自ずと行くパークも決まってきます。
最後に調べておきたいのが混雑度。当然せっかくフロリダまで行って全然アトラクションなどを楽しめなかったら意味ないですよね。マジックアワーが適用される日はしょうがないのですが、できるだけ混雑が予想されていない日を選びます。土日など混雑日にマジックアワーが設定されているパークであれば、午前中だけ行くのも手です。毎日パークに行くとどうしても疲れるので、午後は休憩やディズニースプリングスへ行くのに使うのもありかもしれません。
まずは行きたいイベントを調べ、毎日やっているイベントならマジックアワーの日に行くようにします。日にちが限られるイベントなら開催日はそのパークと決めてしまいます。もし、それでは行けないパークがでたり、混雑度から乗りたいアトラクションは回り切れなさそうであればパークホップ(パーク移動のこと)も検討します。パークホップすると、移動時間と手荷物検査とで1時間はかかるのであまりオススメはしません。イベントの方がアトラクションやグリーティングより優先であれば、パークホップ上等で予定を組みましょう。また、もし日程的に余裕があれば休憩日やディズニースプリングスでお土産を買う日も入れられるとベストです。
ただ、これを元にパークプランを決めるにしても、まだそれぞれのパークの情報を紹介していないので、次回はそれの紹介をします。